旅行記_ランボーフィールド編
 ランボーフィールドと、その中の施設やプログラムについて紹介します。
Lambeau Field
 憧れのランボーフィールドです。とても大きく敷地も広いので遠景に目に入ってきてから実際にゲートにたどり着くまでかなり歩きます。左はロンバルディ・アヴェニュ側から見たところ、Gマークの部分が電光掲示板の裏です。右が正面玄関、アトリウムに繋がるミラーゲートです。オフシーズンとはいえ、正面玄関のロンバルディ像前では記念撮影をしている観光客を多く見かけました。
Lambeau Field Atrium
 ランボーフィールドの中です。二つ下の写真にもちらりと写っていますが、床にフィールドと同じヤードラインやハッシュマークが描かれています。入ってすぐに気付いて面白いなと思ったのですが、これは実際の芝のフィールドからそのまま平行にずらした位置にあり、フィールドが見えるゲート前でまっすぐたどると、本当にエンドゾーンはエンドゾーンに繋がっていました。この一風変わったデザインについてはスタジアム・ツアーの案内で教えて貰いました。
 アトリウム内には食事どころも幾つかあり、「Curly's Pub」で昼食。いわゆるスポーツバー(カフェ)で、店内には幾つものTVが設けられ、好きなチャンネルを見ることが出来ます。この日はNBA/MLB/NASCAR...などなど。サンドイッチを注文したら日本のクラブサンドとは全く違う、手の平を広げた位あるだ円形の大きなパンに肉を刻んだものや野菜が山程はさんであるホットサンドが出てきてびっくり。初めて「ナイフとフォークでサンドイッチを食べる」を経験しました。このお店には良くコーチ・シャーマンがやってくるとのこと。

The Packers Hall of Fame
 パッカーズの殿堂、歴史資料館のようなものです。大人10ドル、手の甲にGマークの判を押してくれて、一日何度でも入退場OK。パッカーズの設立から順を追って、選手やチームのエピソードが語られ、当時のジャージや記事などが展示されています。英語力不足の私は「見て回るだけ」に近かったのですが、要所要所にはビデオ映像があって、プレイシーンが見られるのでとても楽しめました。最後の部屋にはロンバルディトロフィーが3つ、並んでいました。館内は撮影OKなのですが、使い捨てカメラでは露光量が足りずに真っ黒で後悔。左の写真はアトリウム1Fからホール・オブ・フェイムへ降りる階段の側壁。名場面の写真のコラージュでデザインされていて、左上はキッカーのクリス・ジャッキー、右はアントニオ・フリーマンです。
Stadium Tours
 ランボーフィールド内のプライベートボックスやフィールドなど、通常の観戦では入ることの出来ない場所を案内してくれるプログラム。参加費大人8ドル。開始時間にアトリウム内の左上写真のボードで待ち合わせて、複数人数で案内して貰います。最初に自己紹介のような時間があったので「日本から来た」と言うと案内人の方に「そんな遠くからどうしてグリーンベイへ来たんだ?」と聞かれました。出張や留学などと思われたようなのですが、「パッカーズのファンだからランボーフィールドに来た」と言うと大いにびっくりされて「そいつはエクセレントだ!(同行の案内人に)聞いたか?パッカーズのファンだから日本から来たって!エクセレントだ!」とかなり盛り上がっていました。他に私が一緒になった方達は、アップルトンから来たグループと、ヒューストンから来たカップル、そしてミネソタから来た家族連れ。左上の写真の後ろの三人がそうです。「ミネソタから」という言葉にも案内人の方は「それはそれは」という様にかなり反応していました(笑)。
 案内人の方の説明はやはりアメリカらしく数字が多く、税金の話(市民球団のため)からスタジアムの席数からプロショップの売り上げから...。淀みなく朗々と続くのでかなりアバウトにしか聞き取れませんでしたが、1960年代から(か、60年に渡ってか)今日まで1試合も欠かすことなくホームゲームの全チケットはSOLDOUTだ、という説明にヒューストン在住の男性がびっくりしていました。数字の話では、例えばどこどこのチームはこうだが、という比較をするのには大抵シカゴの名前が出ていました。やはり古豪同士のライバリー意識が強いようでした。
 ツアーのメインイベントは試合で選手が出てくるゲートを通ってフィールドに降りられること。オフシーズン故にフィールドにラインが引かれていなかったのが少し残念でした。降りてみると意外に狭くも感じて、この100ヤード、そして1ヤードに泣いて笑ってするんだなーと思いつつ。案内人の方が「ランボーリープしてもいいよ」と少年に勧めていましたが、フェンスはかなり高く、軽々と飛び越える選手達の脚力にびっくり。反対にスタンドからフェンスはとても低くて近く感じられ、エンドゾーンの席はかなり臨場感がありそうでした。

Packers Pro Shop
 パッカーズのグッズショップ。ランボーフィールドの正面玄関すぐ側に入り口があります。海外通販も可能です。今回はいわゆる飾りものなどのコレクションアイテムは避けて“使えそうなもの”に絞って買い物しました。余所で購入したものもまとめてウェアを紹介。パッカーズグッズとは思えない(それでもGマークをつけたい)、綺麗なスカイブルーのTシャツがありデザインもキュート。黒の七分パーカーは春秋にジーンズと合わせるのにちょうど良さそうです。レディスサイズは日本人とあまり変わらないと感じましたが、メンズでは失敗しました。父にMサイズのゴルフウェアを買って帰り当ててみたらお尻まで隠れる長さでした。
 ランボーフィールド周辺では、普段着にGマークのウェアを着ている人も見かけました。まだまだ寒かったのでジャンパーだとか、日曜日にはグリーンの上下で芝を刈ったりしていました。
 左写真はドン・ハトソン・センター裏で見つけた牽引貨物。プロショップの商品輸送用でしょうか。ペイントは手前が25番ドロシー・レヴェンズ、奥がファーヴです。他に白基調のデザインがありました。

Parking Area
 オネイダ・ゲートの側の関係者専用駐車スペースの金網に掛けられた「FIRE LANE」のプレート。ここを訪れたファン達の署名(落書き)だらけなのですが、良く見ると「Brett Favre」や「Donald Driver」のなど名前がちらほら。しかもわざわざサインを模写してあり、これも一つのジョーク。

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