明かされて、いく。
衝突した上官三人組は、兄弟のアパートで話をすることに。
アルに気遣われながら、マックスは強制徴集された西部国境戦の話を始める。
驚愕する兄弟に、あくまで平静を装う?少尉。
驚愕を通り越して怒り狂うエドワードだが、
結果的には引き下がってしまうことに。
マックスが寝入ってしまったあと、彼のもう1つの思惑に気付いた兄弟は…。
「兄弟と少尉を引き合わせたのも、考えあってのことでしょう?」
退官手続きをとったエドワードたちは調子を取り戻し、隊の面々に置き土産を宣言。
そして兄弟と、エルリック隊との別れがやってくる。
リゼンブールに戻ったふたり。少しだけ、以前とは違う自分たちを知って。
さよなら、マックス・ロンウェル、
さよなら、エルリック隊。
あの時間は戻ってこないけれど、いつかまた。
「ミルフィオリ」 軍部兄弟話最終話・完結編 2011年1月09日発行
2010/12/28 TRICKY