行ってまいりましたオフィシャルアルエド映画。そんなこんなでシャンバラ祭りその3ー!

ここを開いた方は、ちゃんと映画を鑑賞済みですね?ネタバレありですから、観てない方は
すぐに引き返して、映画を鑑賞してから改めてここにいらして下さいませ。
「鑑賞済みだオッケー!」と仰る方々はスクロールしてご覧下さいませ。

注意その1 : 「とにかく忘れないうちに!」と書きなぐっているので、絵はものすごいラフ画です。
注意その2 : 一度しか見てないので場面はうろ覚えです。
注意その3 : ↑なのでアングルを捏造したりしていますが、その辺りはご了承下さい。
注意その4 : TRICKYの管理人に真面目で理路整然とした感想を求めてはなりません。

注意書きも何もかもふまえた上でシャンバラ祭り第三弾でございます。


管理人がおいしいと思った場面や印象に残った場面の羅列を続行です。すいません、なんだか
本当に視点が偏りまくってます管理人。そして、今日はクライマックス部分なのでコメントやたらと
長いですよ(笑)


●ちょっと前回の報告から場面飛んでる気がしなくもないですが、ハイデ君がお姫様を
  元の世界に戻そうとしているところで。

 
  ↑映画公開前からものすっごい物議をかもした兄さんの台詞「俺が邪魔なのか?」
  
兄さん、相手ハイデ君じゃなかったら刺されてますよ。
   「おまえがそれを言うなあ!」とかいうツッコミとともに即座にね。
   まったく兄さん、
甘ったれ具合にも程度というものがあります。いくらあなたの周囲の
   人間が揃いも揃ってあなたのことを愛しているとはいえ甘えすぎです。

   あまりにも兄さんがツッコミがいのあるボケ方をしてくれたのでついつい食いつきましたが。
   弟の存在を目の前にしたことで、それまで心の拠り所にしていたはずの自分から身を翻した
   エドに、ハイデ君は確かに一度は腹をたてたのですよ。その時点では、彼は「エドワードさんが
   言っていることは本当かもしれないけれど」今ひとつ信じきれない部分があったと思うのです。
   だってそうでしょう、いくら近しくなった人間の言うことでも、行き来できない別の世界の人間が
   目の前に居るなんて事実、鵜呑みにはできないですよ。
   でも実際に異世界への入り口を目にして、エドが自分たちを夢だと感じていたのと同様に、
   自分もエドの言うこと、エドの世界を夢だと感じていたのだと、そう悟ったのかもしれません。
   その瞬間に、エドを元の世界に返すことが、彼の明確な目的になった気がします。
   
 
  ↑エドを見送り、満足げな笑みを浮かべたまま狙撃されて倒れたハイデ君
   生い先短い人間をわざわざ撃ち殺すんじゃねえよなんてかわいそうなことを。
   まったくあのヘスとかいうおっさんは、兄さんみたいな可愛い子をぶん殴るわ、何かに
   つけて発砲するわで
ろくな性格してないですね。兄さんとタメはるくらい厄介です
  
   ハイデ君が死ぬことはまあ、十割の確率でそうなんだろうな、と思っていたので(…)さほど
   驚きはしませんでしたが、やっぱり素直に可哀想でしたね。けれどエドを帰すことで、彼は
   エドの中で初めて、確固たる存在になったわけです。弟の面影を映した鏡でも、夢の世界の
   住人でもない、アルフォンス・ハイデリヒという存在。
   極端な言い方をすれば自分を裏切ったとも言えるエドに、「邪魔なのか」と問われて躊躇なく
   かぶりを振って否定した彼は、強いと思います。変な意味抜きに、純粋にエドのことが好き
   だったのだろうなと。

  
●これまた間が随分飛んで、兄さんとアルの最大の愁嘆場。

 
  ↑「ウィンリィをどうするんだよ!」と言われてその意味を即座に悟れる甲斐性が兄さんに
   あったとは驚きです。(散々な言い草)
 
   兄さんは兄さんで、あんなにも再会を望んでいたはずの弟を目の前にして、そして幼なじみを
   残して、ミュンヘンに戻ることは後ろ髪を引かれまくる思いだったでしょうが。
   奴はまた考えていたのでしょうね、ここまでやらかしておいて自分がのうのうとこちらの世界に
   戻って幸せに暮らしてはいけないんだとか何とか複雑怪奇なことを。この時点ではハイデ君が
   絶命したことは知らないので、彼のためにも戻ろうと思ったのかも。「会いたい」とかいう感情とは
   別に、自分たちが引き起こしたことへの責任を取って、彼や彼の世界の人たちのために、自分が
   あちらの門を閉じてしまわなければとか。


  ↑「兄さん!兄さん!兄さん!」

   そんな表情と声で連呼しないでくださいアルフォンス様、私が萌え死にますから。
   映画を観てきたと仰る皆様のメッセージがどれも存外冷静だったので、兄弟はおそらくラストでは
   離れ離れになることはなかったのだろうと確信していたにも関わらず
胸が痛!
   お、おとうと、おとうとかわいそう…!(さっきまでハイデ君に同情していたはずなのに)
   こんなかわいいおとうとをおきざりにできるなんてにいさんはおにだ…とかすごい平仮名展開で
   思ってみたり。


  ↑「もう、待たせてくれないんだね…」

   ウィンリィー!
   映画のウィンリィはテレビみたいにきゃんきゃん言わないので(すいません…)ぐっと来ました。
   ついさっきまで傍にいたのに。やっと戻ってきたと思ったら。辛。←あちこちに同情して回る管理人
   兄さんは誰かを悲しませずに事を進めることは永遠にできない気がしてきました…。

お、おとうと反逆!!


  ↑コピー魂かと思ったら本物でした

   兄さんにハイデ君の死を悼む暇を与えずアルを登場させるのはどうかと思わないでもなかったの
   ですが。しかもこれほどまでに明るく。
   いやでも最初の時点では、アルがこれほどあっさり出てくるとは予想してなかったので、兄さんと
   一緒に鳩豆になっていた
単純すぎる管理人。
   
ここは一旦兄さんとハイデ君とノーアに愁嘆場を演じさせるべきではなかったのかと、それに気付いた
   のは映画を観終わってしまってからです。(倒)


  ↑
あの優しいハイデ君に振り払われて転倒したときと同じくらいびっくりしたであろう兄。
   ってかしまった。この場面兄さん右向きだったような気が今頃してきた…。

   今まではずっと弟に選択権を与えずに来た兄さんが、一発逆転満塁ホームランをくらいました。
   しかし弟、兄に怒られるとか追い返されるとか、そんなことは絶対に
ミジンコたりとも考えていないと
   思います。
そういう部分で、弟は基本的に弟に弱い兄に対して、最大限に自分がかわいい弟である
   こと
を武器にして挑んできます。そうでなくっちゃ。←つい本音が

●あはははは…


  ↑スカーとラストにそっくりな顔を見て苦笑いの兄弟。
  
   色々終了して安堵したせいか、一番劇場内で笑いが起こっていた場面。実はこのときの兄さんの
   服装を覚えてないんですけど何着てましたっけ(汗)
   アルの記憶が完全に戻ったことを示すためにも有効な一コマだったと思いますが、何せ可愛い。
   ああ、隣り合って一緒にいるんだなあと、すとんと実感。  


※他にもたくさん好きな場面はあるのですが、好きなだけ描いているといつまでたっても終わりそうに
  ないので、とりあえず場面羅列はここまでで。次にいささかまじめな「まとめ」を書いてみようかと。


2005/7/26